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ポップ・アートとミニマル・アート

会期:2016年6月3日(金)~6月28日(火)

展示作家:アンディ・ウォーホル/デイヴィッド・ホックニー/フランク・ステラ/ソル・ルウィット/クレス・オルデンバーグ/リチャード・セラほか

6/3(金)より第16回企画展「ポップ・アートとミニマル・アート」展を開催いたします。
1960年代のアメリカを席巻した2つの動向、「ポップ・アート」と「ミニマル・アート」。
一見すると全く主義・主張の異なる動向のように思えますが、
どちらも産業社会と密接に関わっており、表裏一体の関係であるといえます。
ポップ・アートからはアンディ・ウォーホル、デヴィッド・ホックニーを、
ミニマル・アートからはフランク・ステラ、リチャード・セラなどの作品を展示する予定です。

 

◎ポップ・アート
1960年代前半アメリカで広まった、同時代の消費文化のイメージを流用した美術動向の総称。
1958年にローレンス・アロウェイがイギリスのアートシーンにおける、ある種の傾向を形容するために用い始めたのがその由来。
しかし発信源のブリティッシュ・ポップの残存していた高踏的な側面は、アメリカでの展開において徹底的に世俗化され、作家たちは漫画・広告・女優のピンナップなど、日々大量に消費される大衆社会のイメージを積極的に活用、自らの作品に取り込んで展開した。

 

◎ミニマル・アート
60年代のアメリカにおいて最も大きな影響力をもった美術作品の一傾向。
形態や色彩を最小限度まで突き詰めた還元主義的傾向において明確な共通点を有しているものの、実のところミニマリズムの定義を表明したマニフェストの類は存在せず、また組織的な美術運動として展開された事実もない。
絵画の表現する意味が退けられ、単に物質として提示し、それが「いま・ここ」に存在するという現前性が全景化されている。
[現代美術を知るクリティカル・ワーズより]

 

また、1964年に2000部限定で出版されたアーティストブック「1 Cent Life」も合わせて展示いたします。
サム・フランシスやリキテンシュタイン、アレシンスキーなど総勢28名の芸術家による62点に及ぶオリジナルリトグラフと詩を組み合わせた貴重本で、ポップアートの全盛期を垣間見ることができます。

 

半世紀も前の動向にも関わらず、未だに現代美術に色濃い影響を残しているポップ・アートとミニマル・アート。
賑やかさや知的さをもった作品たちを集めました。
梅雨の鬱蒼とした気分を晴らしに是非いらしてください。

 

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